ごみを出さないシンプルな生活に近づくために「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を読みました。
そのために5つのRのステップを踏むのですが、今回は2つめのRduce(リデュース):必要なものを減らす、についてまとめていきたいと思います。
ミニマリスト生活を始めたわたしが実践できた4つも紹介するので、モノを減らしたいと思っている方も参考にしてみてください。
5つのR、ステップ①についてはこちら>
ゼロウェイストとは
5つのRについて、「ゼロ・ウェイスト・ホーム」(以下、本書)をもとに、さらっと書きます。
家庭ごみのカットは、①Refuse(リフューズ):不要なものは断る、②Rduce(リデュース):必要なものを減らす、③Reuse(リユース):買ったものを繰り返し使う、④Recycle(リサイクル):①②③ができないものはリサイクルする、そして⑤Rot(ロット):残りはすべて堆肥化。
この5つのRを順番のとおりに実行すると、それだけでほとんどごみがなくなります。
①のリフューズについてはごみを出さないシンプルな暮らしで詳しく解説しています。
今回は次のステップ、リデュース:必要なものを減らす、についてまとめていきますね。
リデュースは「減らすこと」
Rduce(リデュース)は、必要なもの、断れないものを減らすことです。
モノが少なければ管理や掃除の手間も少なくなるし、その分の空間や時間が生まれますね。
リデュースは、よりシンプルな暮らし、「量より質」「モノより経験」に重きを置くライフスタイルにもつながります。
と本書で述べられており、モノを少なくすることはミニマリストの暮らしに共通することがあることが分かります。
よくある誤解として、モノが少ないミニマリストはがらんとした部屋で何もかも捨てる人、というイメージがあると思います。
しかしミニマリストは、
のことであり、むやみに何でも捨てているわけではありません。
これからミニマリスト生活を取り入れてみたいという方は過去記事も参考にしてみてください。
関連:ミニマリストとは?ミニマリストになるメリット4つ、デメリット3つ
リデュースできること
本書のリデュースのための取り組みを紹介します。
2.これからの消費を抑える
3.消費につながる活動を減らす
この3つの「減らす」について、順番にみていきましょう。
1.家にあるモノを減らす
ごみを減らす取り組みとして家のモノを減らすことは、今すぐにできることですね。
家にあるすべてのモノについて、本当の使い道と必要性を見極め、不要なものを手放します。
わたしはミニマル生活を目指して多くのものを手放してきました。
モノの手放し方や、わたしが手放してきたモノは以下の記事をご覧ください。
2.これからの消費を抑える
一番の節約方法が「買わない」ということであるように、新品であれ中古であれ、これからの消費を抑えることでゼロ・ウェイストにつながります。
本書で紹介されていた減らすアイデアの一部をまとめます。
□包装を減らす(量り売りで買えないか?)
□車の使用頻度を減らす
□家のサイズ(もっと小さくてもいいのでは?)
□無くても平気なハイテク機器
□紙の使用量
□買い物の量
上記のうち、わたしが実践できたいたのは、車と買い物を量を減らすことでした。
便利だと思っている家電やハイテクグッズも、今一度見直していく必要がありそうですね。
関連:【ミニマリスト】ロボット掃除機いるか、いらないかの判断3つ
3.消費につながる活動を減らす
モノを欲しいという欲求は、テレビや雑誌、SNSなどのメディアから多大な影響を受けます。
購買意欲をうながす巧みな商品マーケティングは、私たりを「イケてない」「かっこ悪い」と思い込ませ、どんどん「買いたい誘惑」に捉われてしまいます。
最近はインフルエンサーの影響が強く、その人がおすすめと言っているものは迷わず買ってしまいますよね。
わたしも自分が本当に欲しいかよりも先に、「あの人がおすすめしていたから」という理由でモノを買ったりしています。
消費社会の中で物欲を抑えることにはかなりハードルがありますが、メディアに触れる機会を少しでも減らすことが大切です。
ミニマリストが実践した4つ
以上のリデュースをふまえて、わたしが実践していたことをまとめると以下です。
□車の使用頻度を減らす
□買いだめを減らす
□モノをひとつ増やしたら減らす
□サブスクは必要最低限
工夫すれば家計の節約にもなるのでおすすめです。
目に見えない消費も見直そう
モノを減らす次の段階として、目に見えない消費にも着目していくことをおすすめします。
次回はゼロウェイストの核である、リユース、リサイクルについて記事をまとめます。
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