・欲しいものをついつい買ってしまう
・出かけるたびにたくさん買ってしまう
魅力的なものを発見してまったら買わずにはいられません。
とくに主婦は家にこもっている時間が長いため、買い物はネットで済ませることが多くなってしまいます。
わたしも依存症だった時期があり、気づくと毎月ネットショッピングをしていましたが、現在はミニマリスト生活のおかげで物欲も徐々におさまってきました。
この記事ではわたしの経験をもとに、
✔買い物がやめられない理由
✔依存から克服するコツ
を中心にまとめたので、買い物依存に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
買い物がやめられない理由
自由な時間が多い
主婦や大学生など、自分が自由に使える時間が多い人ほど、買い物ぐせがあります。
タスクやルーティンがなければ暇になるので、空き時間をだらだら使ってしまいがちになるんですよね。
わたしも休みの日はだらだらして、欲しいものを次から次へとネットショッピングばかりしていました。
時間がたっぷりあれば買い物したくなってしまう、ということを認識することが大切ですね。
働いていない
自分が働いていなく、家族に工面してもらっている人はお金を使い過ぎる傾向があります。
わたしも無職になったときに、とりあえず旦那くんの収入があるから大丈夫、という謎の安堵感をいだいていました。
お金を稼ぐよりもお金を娯楽に浪費することのほうが、ハードルが低くて簡単なんですよね。
自分で買い物欲求をコントロールできていないと自覚があれば、依存を解消していく必要があります。
部屋が汚い
買い物がやめられない=部屋が片付いていなく、モノがあふれている傾向があります。
家計再生コンサルト横山さん著のお金が自然と貯まる 超シンプル・ルールによると、部屋が散らかった状態はモノの量が把握しずらくなるので、同じものを買ってしまったり、ストックがどんどん増えてしまう傾向になるそうです。
モノが多ければどこに何を収納したかも分からなくなり、既に持っているのに同じものを買ってしまうんですね。
なので、買い物しすぎていると感じたときはお部屋の一角だけでも片づけてみるのが大切です。
お金を使うルーティンがある
「帰り道の途中に必ずコンビニによる」
「食後にはデザートを買う」
「移動中は自販機で飲み物を買う」
など、数百円の買い物でも、それが習慣化している人は注意が必要です。
お金を使うルーティンの厄介なところは「必要ないし欲しくない」のに買ってしまうことで、無意識にお金が財布からこぼれているので自分でも気づきにくいんですよね。
依存から克服する解決策【マインド】
捨てるべきコツ①:『見栄』
まず捨てるべきは『見栄』です。
人は誰しも他人と比べてしまいます。特に何でもすぐに買ってしまう人ほど、他人と比べがちです。
人と比べるとどうしても「人よりいいモノがほしい」「いい服を着たい」「あのモデルのように美しくありたい」と考えてしまいます。
しかし、そこにはきりがありませんし、他人からよく思われたいという感情は至って不毛です。
実際、人はそれほどあなたの意識を気にしていないし、仮にお互いが見栄を捨てられずにいれば一生いたちごっこです。
もちろん、人から見るあなたの印象は、あなたの着る服や容姿をイメージのひとつとしてとらえますが、見栄を張り続けることに終わりはありません。
SNSや雑誌、ショッピングサイトで流行りで人気なものを追いかけていたらキリがありません。
ここで超重要なのは、自分の良さに気づくことです。
人に合わせなくていい。
流行りのファッションになんて乗らなくていい。
フランス人は10着しか服を持たないように、パリジェンヌは自分の良さをしっかり理解しているので、シンプルなファッションやメイクでも優雅で美しいですよね。
自分は自分、自分だけの光るものを見つけて、ひとつでもいいから自分の自慢ポイントを探すとよいです。
また、他人や流行に合わせているということは、他人の時間に生きていることになります。
主観で物事を見れていないため、自分の時間を生きていないのです。
人がどう思うかでなく自分がどうあるべきかを考えれば、自分にとって本当に必要なモノとそうでないモノの区別がついていきます。
捨てるべきコツ②:『最新』
“新しい”モノにもキリがありません。
今季発売されたばかりの○○、最新家電、新作の○○、期間限定品…
最新を追い求めているといつまでも買い物依存に陥ります。
企業側の立場から考えればわかるのですが、お客の購買意欲をどんどん惹きつけるために、毎月せっせと新商品を開発しなければなりません。当然、そんなものに付き合っていてはキリがありませんね。
わたしは家電量販手店で勤めた経験がありますが、新しいもの=いいものとは限らないし、既存製品だって十分使えちゃうので、新機能ばかりに惑わされないようにしましょう。
「新しいもの」に心奪われないようにするためには、自分の所有物をもっと好きになるとよいです。
たとえばわたしは新作の限定コスメが欲しくなっても、今持っているパレットに「いつもありがとう!」と言って、1軍の席を譲らないようにしています。
洋服は新しいものが欲しくなったら、今持っている服を一着捨てます。
逆に捨てる服がなければ仕方ないので、欲しい衝動を抑えられました。これは女優の北川景子さんも実践されていることで、モノを増やさないためにも便利です。
関連:北川景子さん・オリラジ中田さんの“モノを持たない生活”とは?【ミニマリスト】
モノも長く使われた方が嬉しいですし、何より愛着がわきます。
他は新しいものに目移りしないよう、今持っているものを大切に大事に使っていきましょう。
依存から克服するコツ【実践】
買い物欲求にうんざりしたら、「ノーマネーデー」=お金を使わない日を作ることをおすすめします。
わたしはお金を使う習慣を減らしてノーマネーデーを作り、依存がら脱却できました。
実践していくと、自分がどれだけストレスを買い物することで解消していたかが分かります。
ノーマネーデーを増やしていくこつは【ミニマリスト生活】お金を使わないシンプルな休日の過ごし方を参考にしてみてください。
それでも買い物がやめられない人は環境を変えてみよう
人は自分に弱い生き物です。気を緩めればすぐに甘えてしまいます。
買い物がやめられない人に限った話ではなく、何かに依存してしまうとなかなか治せないものです。
そこで根本的に変えていくとするならば環境を変える必要があります。
✔1週間のうち出かけない日をつくる
✔スマホの電源を切ってネットを断つ時間を設ける
✔ノーマネーデーを家族や友人と共有する
などの物理的に可能な仕組みを作ることが大切です。
できるだけそういった環境に身を置けるよう、今日から周りを見渡していきましょう。