梅雨や冬季など、天気が良くないときに悩まされるのが「洗濯物」です。
わたしは引っ越しを機にドラム式洗濯機を購入ました。
高額商品でしたが、ミニマリスト生活を送っているわたしでも買って大正解な買い物になりましたね。
しかしドラム式にはデメリットも多くあるので、
・ドラム式洗濯乾燥機を買おうか迷っている方
・どんな洗濯乾燥機を選んだらよいか分からない
という方に向けて、今回はドラム式を使ってみて分かった買うべき理由や、導入の注意点をまとめていこうと思います。
ミニマリストでもドラム式洗濯乾燥機を買うべき5つの理由
ドラム式はモノを持たないミニマリストでも買うべきです。
圧倒的に家事時短になるアイテムだし、ハンガーなどが要らなくなるので、洗濯にこだわりがなければ今すぐ導入をおすすめします。
買うべき5つの理由
・洗濯グッズが不要になる
・洗濯スペースを作らなくて良い
・天気に悩まされない
・花粉が気にならない
1.家事時短になる
洗濯乾燥機に使うことで超時短家事ができるので、毎日の家事に追われなくなります。
すでに使っている人たちは、みんな口を揃えてドラム式の時短効果を言っていますよね。
わたしも使ってみてすぐに実感できました。
なにが時短になるかといえば、
・干す時間
・とり込む時間
です。
昔は洗濯作業に丸一日もかかっていました。
しかし現代ではスイッチひとつで、洗いから乾燥まで終わらせることができます。
便利な現代社会に生まれて良かったなあと感じますね。こんな便利家電があるなら利用せずにいられないほどです。
ドラム式を使えば一枚一枚パンパンと広げることも、ひとつずつハンガーにかけることも無くなります。
洗濯機を回して取り込む時間もなくなりますね。
回したけど取り込み忘れて、洗濯物から生乾き臭…なんて心配もありません。
洗濯置き場ですべてが完結するので脱衣所⇒ベランダなどの移動距離もなくなります。
どのくらいの時短になるのか
洗濯乾燥機を導入することで、平均で年間60時間も削減できるといわれています。
干す時間が1日10分とした場合、月で5時間。
年間で60時間=2日半も時短になるということです。
1年で2日以上も“洗濯”に時間をかけていたなんて驚きです。
週5で使っても2日ほどの時短効果がありますね。
年間で60時間を時給換算すると、時給1000円で1年6万円。
2年で12万、3年で18万・・・
わたしは15万で購入したので、2年目で元がとれます。
型落ちのものだと新品で10~15万で、わたしは楽天市場のセール時に買いました。
また中古の場合は10万以下で購入できます。
2年以上使うのであればコスパ抜群なので、一人暮らしでもドラム式導入の検討をしてみてもいいと思います。
2.洗濯グッズが不要になる
ハンガーや物干し竿がいらなくなるのは、モノを持たないミニマリストには最高です。
・洋服ハンガー、ピンチハンガー
・物干し竿
・洗濯バサミ
・除湿機
・柔軟剤
ハンガーはクローゼットにある分だけ済むので、大分すっきりした状態になります。
ドラム式は乾燥の過程で衣類やタオルをふわっふわにしてくれるので、柔軟剤も不要になります。
洗剤の正しい使い方を知ると、少ない洗剤で十分ということが分かりますね。
3.洗濯スペースを作らなくて良い
ベランダや洗濯吊り竿・スタンドなども不要になります。
部屋干しする場合だと、どうしてもスペースを作る必要がありますよね。
それもドラム式ひとつで解決できます。
狭い賃貸や、日当たりが悪い部屋ならよりドラム式が活躍できる環境です。
4.天気に悩まされない
ドラム式があれば天気に悩まされることはありません。
雨の日でも風の日でも関係なく洗濯できます。
梅雨時期に気軽に洗濯できるようになったのは本当に助かりました。
急に布団が干したくなったり、テーブルクロスが汚れたときでも、気候のタイミングに左右されずに洗濯できます。
5.花粉が気にならなくなる
外で干したときは取り込むときに花粉がついてしまいます。
しかしドラム式があれば花粉の心配もいりません。
花粉症の人にとってドラム式は超重宝。わたしは花粉よりも外気が気になります。
外の嫌な匂い(煙や廃棄ガス)がつかなくなることは非常に有難い。
乾燥機は衣類のほこりをすべて飛ばしてくれます。
これで服についているほこりがなくなりますね。
終わった後にフィルターを見るとびっくりします。こんなに服にほこりついてたんだーと毎回感動です。
ドラム式のデメリット
ドラム式を買う前に悩むことが、ドラム式のデメリットです。
ドラム式のデメリット
・電気代が高い
・衣類がシワになる
・音がうるさい
・本体が大きすぎる
メーカーや機種を選べば、これらのマイナスポイントは回避できますが、縦型洗濯機と比べるとそれなりの弱点がありますよね。
個人的にはこれらのデメリットよりも、はるかにメリットの方が上回るのでドラム式を選びました。
家事時短になる、洗濯グッズが不要になる、天気に悩まされないの価値に何円払えるのか、がドラム式を導入するポイントのひとつです。
それに導入コストは上記で書いたとおり2年で元が取れるし、雨の日に除湿機や浴室乾燥で乾かすよりもドラム式のほうが電気代は安上がりです。
毎日家事に追われていて困っている人は、ぜひドラム式を検討してみましょう。
ちなみにドラム式は何年か使っていると乾燥機能が壊れやすくなるため、長期保証に加入することをおすすめします。
(ヤマダの長期保証なら部品代、出張代などを全額負担してくれます。)
どんなドラム式洗濯機を買ったらいいか
家電量販店にはずらりとドラム式が展示されています。
年々、機能もサイズも新しくなりますが、我が家に仲間入りしたのは東芝 ZABOONのTW-117A8Lです。
ドラム式洗濯機を導入するにあたって、基礎知識はこちらで確認できます。
ドラム式は電気代高め
調べた中で気になったのが、電気代です。
洗濯乾燥機は温かい熱で乾燥するため、電気代が結構かかります。
だいたい一回あたり25~50円ほど。
なので、エコで省エネである、「ヒートポンプ式」がおすすめです。
「ヒートポンプ式」のドラム式は本体価格が高くなりますが、省エネ性能に長けています。
ドラム式は大きな買い物だし、長く使うものなので、ちょっとでもいいものを選びたいですよね。
ちなみに、Panasonicのドラム式洗濯機はほぼヒートポンプ式でした。
容量
ミニマリストはできるだけコンパクトのものを選びたいですよね。
とは言っても、ドラム式ってそもそもがデカく、平気で重量70㎏とかします。
「縦型洗濯機よりもサイズ大」という前提で、洗濯容量が小さいものを選べばよいでしょう。
わたしは価格と機能だけ見て、洗濯容量はあまり気にせず購入した点、失敗でした。
(2人暮らしなのに、洗濯11㎏/乾燥7㎏というファミリータイプを選びました)
やや大きすぎるサイズですが、活用しまっくって布団や毛布も丸洗いしています。
コインランドリーに行かなくても布団を洗えるし、数日分を一気に洗濯できる、というポジティブな面もありますね。
サイズ
アパートやマンションによっては防パン(洗濯機置台)があると思います。
ドラム式は、足の部分が防パン内にハマれば設置できます。
なので、外寸でなく内寸を確認しましょう。
(扉部分が防パンからはみ出ていても、床から浮き出ます。)
また、『防パンにハマらないサイズを購入してしまった!』場合でも救済措置があります。
このような洗濯台を下に設置すれば、サイズも高さも自由自在です。
振動音も軽減できる優れものです。
わたしが選んだドラム式
そうして選んだのがTW-117A8Lです。
こちらの決めた理由は、
fa-check-circleヒートポンプ式
fa-check-circle15万前後
fa-check-circle防パンにぴったり
だったからです。
ヒートポンプ式の15万前後となると、Panasonicは選択肢から外れます。
また、自動洗剤などの機能もいりません。
中古でも良かったのですが、ちょうど良いものが見つからなかったので新品を購入しました。
▸アマゾンランキングから探す
▸楽天市場のランキングから探す
ドラム式の買い方
高価なドラム式洗濯乾燥機は、量販店やネットなど、どこで買えばよいか迷うと思います。
比較については、家電はどこで買うと安い?ネットがお得?【店舗とネットの比較】の記事でメリットデメリットをまとめています。
わたしは店舗とネットを比較して、楽天でドラム式を買いました。
楽天セールを狙って買えて、送料設置込みで店舗より安かったからです。
設置(1F)・試運転料は、別途+1000円だったのですが、お願いして正解でした。
ドラム式は、屈強な大人2人でも持ち運びが少々手こずるし、設置がタテ型洗濯機よりも大変そうでしたね。
洗濯という家事から逃れられる最高の家電
ドラム式を使ってみて想像以上に感動しました。
モノを持たないミニマリストでも買うべきです。時間やモノの断捨離ができます。
初期費用はかかりますが必ず元が取れます。
一人暮らしであっても買うべきアイテムで、2年で元が取れる最高のパートナーになってくれますよ。