本が読めない原因はADHD?読書が苦手だったわたしの5つの対策方法
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本が読めない、文字を読むのが苦手、という方の原因のひとつに『発達障害』というものがあります。

いわゆるADHDのことで、一度は聞いたことがあると思います。

わたしは今でこそ年間200冊以上の本を読んでいますが、実は数年前まで文章を読むのが苦手で、本1冊読むのにも何日もかかって苦労しました。

でも自分がADHDかどうかなんてよく分からないし、原因なのかもはっきりしませんよね。

診断結果をもらった方は自覚症状があると思いますが、人と比べてちょっと注意散漫だったり、本も集中して読めなかったりするとADHDのせいかなとわたしも感じていました。

しかし、いつのまにか文章を理解しながら本を読むことができるようになったので、本を読めない原因と対策をまとめたいと思います。

本は読めない原因は何か

まずは本を読めない原因について、考えてみました。

めんどくさいから


以前にも本が読めない原因について、昔の自分を思い返しながら考えてみました。

いろんな原因はあると思いますが、まず思い当たるのは、本を読みたくないから

どんなに面白そうな本や、興味のある本だとしても、読みたくないって思っちゃうんです。

多分、めんどくさいからなんじゃないかなと思います。

本を読むより楽しいことがあるし、本を読むよりも優先すべきことがあって、本と向き合えていない。

『本を読む』ってそんなに気合を入れて挑むべきことじゃないのに、

『読書するぞ』と重たい腰をあげてやる気を振るいたたせないといけない、と思っているんじゃないかと思います。

私も本が読めないときはそんな感じでした。

他に考えられる原因

気が散ってしまう

読んでいる途中で気が散ってしまい、戻って読もうと思っても読めなくなります。

これはADHDに限らず、あるあるの話だと思います。

文字を見ているのに、思い浮かぶのはなぜか別のことだったり、文字を見ただけでなぜか眠たくなってしまう、というのもあると思います。

カタカナが読めない

カタカナが出てくると文章を読むスピードが落ちる、という感じです。

というのも、初めて出会う単語に限ったことなのですが、声に出して音読しないと正確に読めないときがあります。

初めて見る単語=頭で認識できていない、ので繰り返し読む必要がありますね。

文字の認識ができない


文字を正確に読み取れず、言葉の順序を間違えたり、文字を脳が認識できなかったりします。

わたしは単語の読み間違えが結構あります。

たとえば、飲食チェーン店の「すかいらーく」ですが、少し前まで『すいかーらく』と誤認していました。

また「カテゴリー」を『カゴテリー』と読んでいたり、「醍醐味」(だいごみ)を『ごだいみ』と言ってしまったり。

最近ではコロナのワクチンを『アカビン』(正しくは「アビガン」)と勘違いしていました。

『ア』と『マ』のような読み間違えはありませんが、単語の認識が甘いせいで読み間違えることがあります。

読書が苦手だったわたしの5つの対策方法

私が試して効果的だった方法をいくつか紹介します。

本の内容を理解しつつ、読むことに焦点をあてました。

環境を変える


まず本を読む環境を変えてみると良いです。

静かで落ちける場所が良いですね。

図書館や公民館を活用したり、人の出入りが少ないカフェや喫茶店を選んだり、自然の中の公園とかでもいいと思います。

静かな環境の中で読み物と一対一になることで、より本に向き合うことでき、集中力が高まります。

私も本だけを持って、よく読書をしました。

本を読むためというよりも、文字に慣れるという意味で行くのもアリだと思います。

漫画を読む

本は読めなくても漫画は読めるという方は多いと思います。

活字ばかり並んだ本と違って、漫画はイラスト付きなので頭に入りやすいですよね。

私も漫画は好きで、寝る間を惜しんで読んでいた時期もありました。

最近では、漫画で解説したビジネス書も多くあるので試してみると良いです。

目次だけに目を通す

目次だけ見れば、だいたいの本の内容を把握できます。

真面目な人にありがちなのが、本を最初から最後まで一字一句読んでしまうことです。

しかし、本の内容の重要な部分は約1割と言われています。

自分がその本で学びたいこと=自分にとって重要な部分、という認識でさくっと読むと良いです。

学校の教科書も、最初の見出しから最後の付録まで読まないですよね。

 

ざっくり目を通して、気になる箇所だけ読めばいいんです。

たとえその本の全てを吸収できなかったとしても、一冊読んでひとつのことをアウトプットできれば、それだけで価値があります。

メモしながら読む

紙1枚! 独学法を要約したノート

 

本で学びや気づきがあれば、ノートにメモしながら読むと頭に残りやすいです。

わたしはメモの魔力を読んでから、メモるクセがつきました。

自分で書いた文字を見て、学んだことを再確認できる方法なのでおすすめです。

メモ

メモした内容は、SNSやブログにアップして多くの人にシェアするとよいです。
アプトプットがさらに高まるし、だれかも本の感想・意見を知りたいと思っているからです。
また、ときどき著者本人からのフィードバックも貰えるので、自分も著者もお互い嬉しくなりますよ。

数をこなす

これはちょっと精神論かもしれませんが、読書の数をこなしていくことです。

たくさん読めばそれなりに読解力も上がります。

具体的には月に3冊は読んでおきたいですね。

忙しくされている方でも、毎月たくさん読書している人はいます。

講演家の鴨頭さんは年間で1,000冊以上も読んでいるそうです。

凄まじいですよね・・・私も驚きました。

インプットが多い人のアウトプットは明らかに情報の質が違うなと感じます。

発達障害を改善した3つの方法

ADHDの特徴や症状をもっと詳しく知りたいという方には、ぼくはアスペルガーなお医者さんという本がおすすめです。

発達障害の改善法や、最後には社会で上手く共存できる付き合い方も書かれてあり、うなずけて読めるほど共感できる内容でした。

同じ発達障害で悩んでいてモヤモヤしている方には、とっても参考になる本です。

 

まとめ:本は全部読まなくてもいい

読むことを目的にした読書は、頭に残りにくいです。

わたしも今までたくさん本を読んできましたが、アウトプットを考えた読書とそうでない読書では、覚えている範囲が全然違いました。

なので、自分の知りたい情報だけに目を通す、という軽いモチベーションで試してみると良いと思います。

また、難しいところではありますが、『読めない』と割りきって受け入れることもありだと思います。

たとえば、アマゾンのオーディブルでは本を聴いて本の内容を学ぶことができます。

通勤中や家事の間に聞き流しにできるので、わたしも最近はよっぱら“耳読書”ばかりです。

30日間は無料でお試しできるので、自分に合った読書方法を選んでいくといいですね。

関連:audible(オーディブル)の使い方|聴き放題のラインナップと活用方法