
「本を買ったけど、本棚に積んである」
「読書が続かない、最後まで読めない」
そんな読書が苦手な方に向けて、年間200冊本を読んできたわたしが本を読む切るコツを紹介します。
わたしも最初は本を読むのに時間がかかっていましたが、今では本を借りたり、メルカリ読書することで1冊1時間程度で読了できるようになりました。
今回はわたしが試してみた本を読破できるコツを紹介します。
読書ができない理由
読書ができない原因は、忙しいから、めんどうだから、ということもあると思いますが、根本的な理由をいくつか挙げてみます。
1.読む目的が不明確
ひとつは、本を読む目的が決まっていないからです。
とりあえず読もうと思って買った本は、途中まで読んだものの後で読もうと思って、そのうち机の上に積み上げられてしまいます。
じつはわたしも、最初だけ読んで、後で読もうと思った本が机の上にどんどん積み重なっていくことが何度もありました。
ここで一度考えていただきたいのが、「何のために本を読んでいるか」です。
・自己成長のため
・人気で話題だから
・誰かがおすすめしていた本だから
などように、その本を読む目的がないと、なかなか本を読み上げることができません。
私は気になった本は手に取る前に、「この本から何を学びたいか」を意識しています。
また、本を読むときにも「自分だったらどうするか」を意識して読むと、本の内容をより吸収して自分のものにできます。
2.全部読もうとしている
読書ができないときは、全部読もうとしているときです。
「一文字一句全てに目を通さないといけない」
と考えているからです。
たしかに、本の内容を全て吸収しないと気が済まない人もいると思います。
さらに新品本となると厄介で、その支払った分以上の価値を取り返したくて、全部読もうとしがちです。
しかしこれはよくない読書方法です。
私は数十冊の速読の教科書も読んできましたが、どれも「内容全てを読み上げなさい」などとは書いてありませんでした。
ではどうすれば良いのかというと答えは簡単で、目次をさっと読み、気になる見出しだけを読むことです。
それでは本の内容が理解できないという思うかもしれませんが、同じ本でも人それぞれ着眼点が違います。
たとえば、読書感想文を書くとみんなが同じ感想なるかどうかを考えば分かりやすいと思います。
感じたことや気づけた箇所が違うように、学びや発見もまた人それぞれ。
なので、その本に書かれている大切なキーワードを見逃したからと言って、損をしたような気持ちになる必要はないですよね。
3.期限を決めていない
読む期限を決めていないと、なかなか読破できません。
実は、本には“賞味期限”があります。
食べごろ(読みごろ)と考えると分かりやすいです。
本の一番の食べごろは『その本を買ったとき/手にしたとき』です。
一番の読み頃は買ったその日なので、できる限り当日中に読むことが勝負です。
時間が経つと、あんなに読みたかった本でも次第に関心が薄れてきてしまいます。
大事なのでもう一度言いますが、本には賞味期限がある、ということを意識しましょう。
賞味期限の切れた=買ったけど読んでいない本は、その本から手に入れたい情報が現在ないということ。
経験談としても後で読もうと思って置いておくのは一生読まないのであまりおすすめしません。
4.活字が苦手
活字に苦手意識があると、本が読み進められません。
私の知人に「本を開いた瞬間、あくびがでて眠たくなる」という人がいます。
本を読みたいと思ったにも関わらず、どうしてそんなに読むことに消極的なんだろうと思いましたが、活字を見ただけで眠気を感じたり文字を追っても頭に入らないというときがあるみたいです。
単純に活字が苦手だから読書も苦手、という方は本を読むよりも「聴く」という手段もあります。
わたしはアマゾンの本を聴き放題できるオーディブルを活用していますが、ながら作業で読書もできるのでおすすめです。
速読なし、本を読み切るコツ
本を買ってもなかなか読めないという人向けに、本を読みきるコツを考えました。
1.借りる
本は買うだけでなく、図書館などで『借りる』こともできます。
私が本を読みきれるようになったのも図書館のおかげです。
図書館を利用すれば、本を買わずに済みますし、返却しなければならないことで強制的に期限を設けてくれます。
だらだら読んでしまうという方はお住まいの近くの図書館を利用してみることをおすすめします。
2.メルカリ読書
メルカリ読書法という便利な方法があります。
これは、買った本をすぐメルカリに出品して売れる前に読み切る、という方法です。
本が売れたら発送しなければいけないので、締め切り効果を使って集中して読むことができます。
しかも買った費用を売上金にできるので、実質100~300円ほどで本が読めます。
買ったけど読む機会がない本は積極的に出品して、メルカリ読書をしていきましょう。
読書ができない人向け!速読しなくてもしっかり読めます
この記事のまとめです。
早く読み切ることよりも、本の本質を理解しながら読むことで本から学びを得れます。
「本を借りて読む」こと、「メルカリ読書」はおすすめなので、ぜひやってみてください。