資格取得には大きく費用がかかってしまいますよね。
そこで活用したいのが『教育訓練給付金』という制度で、資格を取る人がもらえるお金です。
この制度は自分で申請する必要があるので、あまり知られていなかったり、面倒で利用しない人もいるようです。
しかし、資格費用を抑えるにはこの給付金を受け取らないのはもったいない!
さらにそれ以外にも、費用を抑えることができる裏ワザがあります。
わたしはキャッシュバックされた給付金に加え、トータルで3万円以上節約することができました。
今回の記事ではその内容についてまとめていきます。
教育訓練給付金とは
教育訓練給付金とは国の制度でもらえるお金で、指定する教育訓練を受講し申請すると支給されます。
一定の条件を満たした者が厚生労働大臣の指定する講座を受講し修了した場合、支払った学費のうち20%(最大10万円)が支給される制度。
資格によっては受験するのに高額な費用がかかるので、少しでも負担されるのならありがたいですよね。
この制度は自分から申請しないともらえないので、取りこぼしのないように利用していきたいところです。
対象となる講座
と思っている方も多いと思いますが、身近な資格も給付金対象となっています。
たとえば、TOEICや簿記、カラーコーディネートなども、一定の条件下で給付金が後からキャッシュバックされます。
またファイナンシャルプランナーやWebデザイナーは、給付金をもらいつつ仕事のスキルアップにもつながります。
意外と身近なものも対象講座になっているのでチェックしてみてください。
給付金をもらうまでの流れ
教育訓練給付金を受け取るまでをさらっとまとめます。
②受験する
③ハローワークに申請する
まずは自分の取りたい資格が対象かどうかを確認します。
(厚生労働省 指定教育訓練講座 で検索)
資格学校、通信教育で資格をとる場合は必要な書類や案内が送付されるので、それに沿って受講をはじめます。
また、追加で自分で書店などで購入した教材も給付金の対象となる場合があります。
その場合は、領収書が必要になるので用意し、受講講座の分と合わせて申請しましょう。
対象の講座を受験します。
試験を終えた後に受講先から「講座の終了証明書」などが送られてきます。
給付金の申請手続きにはこの証明書が必要です。
その他必要書類をもって住所地管轄のハローワークに申請に行きましょう。
・教育訓練修了証明書
・領収書
・マイナンバーなど本人確認書類
・雇用保険被保険者証
など
資格取得の費用を抑えるコツ
給付金を利用すれば20%の学費がもどってきますが、資格によっては数万円かかりますよね。
そこで、もうひとふんばり費用を抑えるコツは、使った教材をメルカリで売ることです。
メルカリは使用済みの教材でも、それを欲しいと思っている人はいるので意外と高く売れます。
たとえば、簿記の通信教育で有名な「クレアール」の問題集もばっちり売れています。
書き込みがある場合でも人気資格は高値で売れているようです。
わたしも講座で使ったDVDや教材を売って、トータル3万円以上資格費用を節約することができました。
この方法なら資格を受けた人は教材が無駄にならなくなり、これから受けようと思っている人は、教材を安く買える(新品でも売られています)ので、お互い嬉しいですよね。
資格費用を抑える2つのポイント
これから資格を取ろうと検討中の方は以下2つのポイントがおすすめです。
✔対象講座を受講して給付金をもらう
✔使った教材はメルカリで売る
これでトータルの資格取得の費用を抑えることができます。
受験後に使った教材を捨ててしまっている方には特におすすめです。その教材を他のだれかは必要としているかもしれません。
教材をメルカリで売るタイミングは早ければ早いほど高く売れます。
わたしもときどきメルカリをチェックしていましたが、試験が終わった1時間後に、教材や試験の問題集を出品されているほどです。
そのスピードさに加えて高く売るコツは、
・使用したものは捨てずに全て揃えておく
・出品するタイミングは、試験日直後、または試験申し込み期間
などを狙うと効果的です。
書き込みする場合でも、赤ペンで答えを記入しておくなど、自分の勉強のためだけではなく、次に使ってくれる人も使いやすく感じてもらえるようにすると良いですね。
メルカリはアプリをダウンロードして簡単に始めることができます。
もちろん登録・利用は無料です。
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メモ
まとめ
・申請しないともらえない
・申請期間内にハローワークに行く必要がある
・教材、問題集をメルカリで売るメルカリで高く売る
→教材をきれいに使って、売るタイミングを狙おう
教材はどんなものでもメルカリで売ることができます。
対象の講座を受講して、賢く費用を節約していければ良いですね。
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