【体験談】ヘアドネーションをやってみた。かかった年数、費用など
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髪の毛を寄付するヘアドネーションをしてきました。

ヘアドネーションは、病気などで髪を失った方に人毛のウィッグとして無償提供する活動です。

今回の記事ではわたしがヘアドネーションをするまでにかかった年数や費用、体験談についてまとめたいと思います。

ヘアドネーションするきっかけ

出典:JHD&C

いまでこそ、SNSで「#ヘアドネーション」と調べれば、たくさんの方が寄付している様子をみることができ、認知も増えてきたように思えます。

わたしもなんとなく知ってはいましたが、ある日美容師さんに「髪がきれいに伸びているので寄付してみては?」(ありがたいお言葉)と言われたのが、ヘアドネーション(以後ヘアドネ)するきっかけになりました。

その美容師さんも過去にヘアドネを経験したとのことで、いろいろ話を聞いて、その日から髪をロングに伸ばす決意をします。

ヘアドネの条件

寄付する髪は、長さ31cm以上が基本条件です。

31センチ未満の髪の毛では、医療用フルウィッグを作ることができません。髪の毛を半分に折り返してウィッグの地肌となる生地に植え付けるためです。

なぜ、髪の毛の長さは「31cm」なのですか

31cm以上の髪でショートウィッグが作られます。

団体によっては15cm以上でも受け付けているようですが、ウィッグを必要とする子供の多くはセミ~ロングヘアのフルウィッグを希望しているそうで、伸ばせる方なら40、50cmと、スーパーロングの寄付を目指しましょう。

カラーしていてもOK!?

JHD&C(ジャーダック)の場合ですが、寄付する髪は、カラー、パーマ、白髪、縮毛矯正など、どんな髪質でも大丈夫だそうです。

わりとハードルが低いことに驚きましたが、わたしはキレイに髪を伸ばしたいのもあって、カラーやパーマなどはしませんでした。

それでも、ほとんどの髪質で寄付できるということは、ヘアドネーションの幅が広がりそうです。

その他の条件はとくにありませんが、年々変更があるかもしれないので、事前に団体やサロンに確認しておくことが大切ですね。

体験談

わたしは楽天ビューティからヘアドネーションができるヘアサロンを予約しました。

ヘアドネできるサロンはわりとあるようですが、JHD&Cつな髪プロジェクトの賛同サロンでカットしてもらうことをおすすめします。

というのも、ヘアドネ公認美容院でないと悪質な転売の可能性もあるそうで、事前に賛同サロンのホームページを確認しておくことが大切です。

「お住まいの市町村 ヘアドネーション」と検索すれば分かります。

わたしはジャーダック賛同サロンで、接客も良かった信頼できるサロンを選びました。

以前はカットした髪をサロン側で預かり&発送でしたが、負担が多くなったため、現在はカットした髪を受け取り、自分自身でヘアドネーション団体に送るようです。

カット当日

予約後はとくに何も連絡はなかったのですが、スタイリング剤などはなしで、髪を束ねて向かいました。

切った長さは約35cmで、その後はショートヘアに仕上げていただきました。

担当の美容師さんはとってもスムーズに対応してくれたので、気持ちよく終わることができ、感謝でいっぱいです!

価格は通常カットより1,000円ほど高い料金でしたが、後日使える1,000円クーポンをいただきました。

発送料金は自己負担で、髪が入るサイズであれば普通郵便でもOKだそうです。

ちなみに、追跡番号のあるレターパック(370円)などで発送すると、受領証がいただけるそうで、わたしもそれで送ることにしました。

髪の31cm以上のばすまで

こんなにスーパーロングにするのは初めてだったので、日々髪の手入れをするのは大変でした。

髪を伸ばしている方はもちろん、ロングのすべての方に尊敬の念を感じます。

わたしはセミロングほどから伸ばしはじめ、約1年半かかりました。

一般的に、31cm以上伸ばすのに2年ほどかかると言われていて、40・60cmなら4~6年くらいかかりそうですね。

買ったヘアアイテム

髪をきれいに伸ばすにあたって、日常で使うヘアアイテムも含めて紹介します。

髪をきれいに伸ばすには毎日のケアが大切。

ただ、そこまでお金をかけずにケアできるアイテムを選びました。

シルク枕カバー・ナイトヘアキャップ

美髪の大敵は、乾燥と摩擦。

そんな髪のダメージの原因から守ってくれるのは、柔らかい繊維のシルク100%枕カバーです。

わたしは2枚購入して毎日使っていますが、髪の絡まりや寝ぐせがほとんどなくなりました。

カバーを変えるだけでいいので経済的ですし、朝のヘアセットの時短にもなります。

合わせてナイトヘアキャップやシルクのシュシュなど使うと、よりサラ髪を維持できますね。

ORBIS(オルビス)ヘアミルク

とくに活躍したのは、大人気のオルビスヘアミルク。

塗った後でベタベタせずにサラサラになるので、昔から鬼リピしているお守りです。

伸ばし期間中は4本使って、毎日のケアの大切な相棒でした。

関連:ORBIS(オルビス)のヘアミルクはどこに売ってる?【お得に買う方法】

ReFa(リファ)ストレートアイロン

美髪を維持するために熱ダメージは避けたいですが、どうしてもアイロンが必要なときもあります。

わたしはリファのストレートアイロンを選びました。

とにかく軽くて使いやすいし、プレート部分の端が丸みを帯びているのでカールやウェーブもできます。

レビューを見ると「壊れやすい」「電源が入らなくなった」などの口コミがありますが、心配な方は保証付きでレンタルしてみるのがおすすめです。

関連:リファのヘアアイロンをレンタル!【エアクロモールは公式で安心】

 

美容室は4回

伸ばし期間中はトリートメントや毛先カットのため、美容室に4回行きました。

美容師さんには伝えることは、髪の毛を伸ばしていること・長さはあまり切らないでほしいなど、細かく要望を使えることが大切です。

カットのみは安く済みますが、トリートメントは最低でも3,000円くらいかかりますね。

わたしは少しでもメンテ代を節約するために、楽天ビューティやミニモを利用しました。

ヘアドネをしない方でも毎月のヘアサロン代の節約になるので、ぜひチェックしてみてください。

関連:楽天ビューティで楽天ポイントを貯める、使うコツ【美容費節約】

 

だれでもできるヘアドネーション

ヘアドネーションについて調べていると色々な意見がありましたが、わたしはやってみて良かったなと思います。

髪を伸ばす経験にもなったし、寄付するという行為全般に、最終的な責任も伴うことの大切さを学びました。

ヘアドネーションを詳しく知りたい方、少しでも興味のある方は、ジャーダック監修「31cm」がおすすめです。

正しい知識や意味を理解する一歩になるので参考にしてみてください。