統合セキュリティー会社のGenetec(ジェネテック)が日本での事業を展開したということで紹介したいと思います。
どんな企業かと言うと、25年以上の社歴があるセキュリティ会社で、拠点であるモントリオールの優良企業に16回選出などと大きな実績のある企業です。
まだ日本に進出したばかりで初めて聞いたという方も多いかもしれませんが、日本で言うところのセコムのようなイメージです。
Genetecとは
Genetec(ジェネテック)は25年以上の社歴があるセキュリティ会社で、カナダのモントリオールを拠点としています。
159の国々で顧客展開し、モントリオールの優良企業に16回選出もしている大きな信頼と実績のある企業です。
顧客件数は合計すると42,500件とかなりの件数を請け負っているので、安心と信頼度が伝わりますね。
より効率的に人・建物・資産のセキュリティを行えるように、クリエイティブな過程を大事にしており、セキュリティシステムの統合化に力を入れているとのことです。
主力製品
Genetecの主力製品は以下のようなものがあり、簡単に紹介させて頂きます。
- Security Center
- ビデオ監視
- 入退出管理
- 自動ナンバープレート識別システム
- クラウドベースのビデオ監視
- 意思決定管理
セキュリティポリシーの管理、イベントの監視、調査を行います。
単一のインターフェイスで実行できるため扱いやすく、現場でもよりシンプルに運用できます。
効率的なストリーミングによって、録画ストレージ及びネットワーク負荷を軽減できます。
最新カメラでの分析を活用すれば多様な運営ができるようになります。
今まで不可能とされていたエリアのセキュリティ範囲を拡大することができ、「見える化」を図ります。
たとえば、電子錠の製品はネットワークへ接続することでシステム内に簡単に追加できます。
駐車場の管理や重要施設のセキュリティ、市民の治安維持などを行います。
従来よりも多くのナンバープレートを検知できるため、問題の車両を見過ごすことはありません。
様々な要求を満たすカメラを自由に選べ、複数のサイトを監視する機能を兼ね備えています。
サイト上にサーバーやアプライアンスを設置する必要がなく、直接クラウドで録画ができるため、どこからでもサイトを監視可能です。
センサーの小型化からデバイス数が増え行き交うデータも増えています。
次々と発生するトラブルなどの把握と、迅速な最善策の特定をサポートする共同意思決定管理システムです。
どんな場面で使われている?
ジェネテックは、空港や小売業、都市、教育現場、公共の安全など、様々な場面で活躍しています。
ホームページには具体的な例が取り上げられていました。
金浦国際空港では滑走路から駐車場まで、あらゆるセキュリティを担っています。
韓国で最も多忙な空港の金浦国際空港では、滑走路上の飛行機の移動、駐機場、旅客および貨物ターミナルや、建物、道路、駐車場の管理運営を行っています。Omnicast(オムニキャスト)が導入されて以来、歩行者の事故や軽度の車両接触事故、空港ターミナル内外での窃盗などの事件が発生した際には、具体的な証拠を提供して責任の所在を明らかにしています。
また、オーストラリアの駐車場では、セキュリティセンターを導入したことにより、チケットに関する管理費用を大幅に削減できたそうです。
オーストラリアのパース市にあるチェットレス駐車場では、ナンバープレート認識を使用した Security Center を選定したことにより、チケットやプリンターヘッド、インクリボン、故障修理、保守などのチケットに関連する費用も削減され、年間約25,000-35,000オーストラリアドルを節約されました。
まとめ
Genetecのセキュリティーシステムは長年の経験により、顧客のニーズに応え時間やコスト削減にも取り組んで進化し続けています。
それによって159もの国で事業展開し、日本にも本格的に進出することになりました。
セキュリティシステムを活用すれば防犯や何らかの異常が発生したときに、犯罪やトラブルなどのリスクを大幅に低減してくれます。
この機会にぜひGenetecも候補に考えてみてください。