「仕事がイヤで辞めたいな」と、ちょっとでも考えたことはありませんか。
自分で選んだ道だとは言え、不平不満がつきない日々を送っていると感じることがあるかもしれません。
私の前職の仕事はとてもやりがいがありましたが、辞めることを決めました。
それでも辞めることを決心し、行動に移すまで半年以上かかりました。
今の仕事を辞めたいと思っているけどなかなか行動できない、そんな日がだらだらと続いた結果です。
でもこれは私だけに限ったことではなく、大半の人はなかなか行動に移せていないと思います。
辞めたいと思っているけど行動できない
どうしたら行動していけば良いか分からない
そんな人に向けて、私が辞める前に起こしたアクションを紹介してきます。
仕事を辞めたいと思ったときの体験談
私は小売業の職場で接客の仕事をしていました。
中小企業ですが福利厚生などの待遇は良く、仕事内容自体は好きでした。
ですが、通勤することや時間に縛られることなどに不満や疑問を持ち始めたのです。
仕事着の準備や通勤時間を含めると、1日12時間程度は費やしていました。
「職場と家の往復」するような生活だったので、どこか悲しくなっちゃうんですよね。
辞めたいと思っていても3年以上続けていたので、職場の人間関係も良好だし、完全にやめるタイミングを逃してしまいました。
仕事を任されたり、同僚と仲良くなりすぎると、どんどん辞めるのが億劫になります。
なので、絶対にやめるぞ!と決めてから上司に報告するにも半年かかりました。
仕事を辞めて後悔することはない
仕事を辞める決心って、なかなかつかないですよね。
でも、仕事を辞めたからと言ってそれほど困ることは無いです。
わたしの周りの人間の場合ですが、前職を辞めて後悔している人は一人もいません。
仕事を辞めても、雇用保険に一定期間加入していれば、失業保険手当が支給されます。
また本当に収入が無くなったとしても、日本には生活保護という救済措置も準備されています。
日本にいる限り最低限生きていける、と考えれば、仕事をやめることはそれほどリスキーなことではないんですね。
辞める前に行動したこと3つ
そうは言っても、辞める前になんらかの対策はとっておきたいものです。
私が仕事を辞める前にやってきたことを紹介します。
副業
ひとつめは副業です。
今の会社を辞めたとしても、収入は確保されるし、副業をしていればそれを本業にすることだって可能だからです。
私の勤めていた会社は、規定では副業は違反ではなかったです。
なので辞めることを視野に入れ始めた頃から副業をしていました。
副業といっても、当時の私はなんのスキルも知識も何もなかったので、色んなアルバイトをしていました。
飲食店や居酒屋がメインで、その他にも塾の講師や、単発でマネキン、工場の製造作業などで日銭を稼ぎにいったこともあります。
本業の収入に満足していなかったこともありますが、様々な業種のアルバイトを体験して稼いでいくことは楽しかったです。
ただアルバイトは即金性がありますが、時間の切り売りとなってしまいます。
その瞬間はお金が手に入っても、将来的にスキルが身につかないのであれば、いつまでも労働として自分が働き続けなければ得られない収入です。
副業はいろいろとありますが、自分のスキルになりそうなもの、積み上げて成果が出るものを選んでいくのがおすすめです。
転職活動
私は、仕事を辞めることを本格的に視野に入れ始めた頃に転職活動を始めました。
転職活動を始めようと思った理由は、辞めた後にすぐに就職して切り替えができたらいいと思ったことと、自分の市場価値を知っておきたいというのがあったからです。
また、繁忙期や人手不足もありすぐに辞められるような状況でもなかったので、とりあえず職を探すことにしました。
そのときは転職するか(フリーランスになるか)どうかも決めていませんでしたが、転職サイトのリクルートエージェントに登録しました。
登録するのも求人情報を見るのも無料なので、試しに探してみると転職しようという重い腰も上がります。
また転職のノウハウや思考法は転職と副業のかけ算が分かりやすく参考になります。
私は辞める半年前から求人を探し、3社ほど面接まで受けました。
3社中2社は採用見込みとされましたが、条件が良くないのもあって結果どちらも辞退することにしました。
在職中に転職活動をするのは完全にノーリスクです。
それに他の会社や企業がどうような人材を求めているかどうかが見えてきますし、自分の市場価値もはかれます。
仕事を辞めたいと思っている人にとって“転職”というワードは少しピンと来ないかもしれません。
でもアクションを起こせば視野が広がり、今の職場に居続けなくてもいいんだ、と心も軽くなります。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
固定費を見直す
仕事を辞めたいけど、辞められない理由のひとつに、『収入が無くなる/少なくなると困るから』というのがあると思います。
そんな方には、固定費を見直すことを強くおすすめします。
お金をたくさん稼いでも、支出が多ければまとまった金額を貯めることができないからです。
稼いで支出を増やすことが一番大切ですが、その次に、固定費を含めた支出をきちんと管理していくことが重要です。
固定費を見直すことの重要性については、こちらで解説しています。
支出を抑えよう、節約しよう、と思ったときに考え付くのが、食費をケチったり、電気・ガスの使用量を減らしたりすることが思いつくと思います。
そういった節約方法はストレスになって楽しくないし、継続するのが難しいです。
それに比べて固定費の見直しは、一度するだけでずっと安くなるし、1回の見直しで月1,000円~節約することが可能です。
たとえば、スマホを大手キャリアから格安スマホに乗り換えるだけで毎月3,000円は浮きます。
関連:【固定費削減】スマホ代を下げる方法 格安SIMがおすすめ
収入を1増やすのは大変ですが、支出を1減らすのは比較的簡単だと思います。
仕事を辞められない理由が金銭的な面である人ほど、固定費の見直しをおすすめします。
まとめ
わたしが仕事をやめる前に行動したことを紹介しました。
・転職活動
・固定費を見直す
仕事を辞める予定がなくても、これらのことは収入の不安を無くすために重要なことです。
ひとつでもできることから始めてみましょう。
運は動より生ず。
小さな行動が結果につながります。今日ひとつでも新しいことをやってみることをおすすめします。
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