モバイルルーターは外でもネットを使えて便利ですが、持ち運ぶのが大変ですよね。
しかし、スマホ会社のプランを上手く活用すれば、モバイルルーターも持つ必要がなく、さらに通信費を安くすることができます。
わたしは2つのSIMを併用して使い、モバイルルーターを手放し、年間約3万円を節約できました。
この記事では、
- モバイルルーターを持たずにネットをたくさん使いたい
- 安くてたっぷり使えるWIFIを選びたい
- ミニマリストが使っているWIFIが知りたい
という疑問にお答えします。
わたしもWifi選びはとことん悩みました。
でもモバイルルーターなしでネットを使うなら答えはシンプル。
結論はデータSIMを使うです。
データSIMの特徴や種類もまとめたので、ミニマリストを目指してルーターを手放そうと考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
30秒で分かる記事内容
ミニマリストのWiFiの選び方
ミニマリストにおすすめのWiFiは、データ通信をSIM(シム)で契約することです。
SIMはスマホに直接差し込むチップのこと。このSIMをスマホに入れることで、インターネットやSNSなどのデータ通信ができます。
WiFiと聞くと、光回線かモバイルWIFIルーターが思いつくと思いますが、SIMタイプもある、ということですね。
データSIMは10GB、50GBなど、データ容量をお好みで選べて契約できます。
たとえば、楽天モバイルを通話用に契約し、ドコモのahamoをデータ用として使うとします。
3GBまで月1,078円
30GBで月2,970円
計33GBで月4,048円
このように、通話SIMとデータSIMを分けて契約すると、キャリアのギガプランを使うよりも安くてたっぷりのデータ通信を楽しめます。
データSIMは、「いまの契約データ量だけでは足りない」というときにも便利です。
キャリアによっては速度制限になったときに“1GB追加オプション”というものもありますが、追加時の1GBは1000円前後の価格になってしまいます。
それなら別でデータだけを契約しておくほうが、データ量を気にせずに安く使えますね。
ルーター不要になる仕組み
スマホに通話に加えてデータ専用SIMを入れることで、スマホ本体がモバイルルーターの役割を果たしてくれます。
つまり、スマホがルーター代わりになります。
これで、モバイルWIFIルーターのバッテリーに悩まされることも無くなるし、ルーター本体を手放すことができますね。
ちなみにSIMを2つ入れられる機種は“デュアルシムスマホ”と呼ばれ、最近のアンドロイドスマホの多くはSIMスロット2枚に対応しています。
iPhoneはひとつしかSIMスロットがありませんが、物理的なSIMがなくても通信できるeSIMに対応しています。
関連:【ミニマリストのスマホ】アンドロイド機種の選び方|デュアルシムスマホとは?
ミニマリストのWIFIの使い方
モバイルWIFIルーターを手放し、かつスマホ代を安くしたいするには、SIMを2つ契約することです。
いまお持ちの回線に不満があれば、それを補ってくれる回線を契約します。
たとえば、楽天モバイルを使ったけど通話ができるか心配…なら、ahamoの30GBも契約して通話問題をカバーしよう、というような感じです。
そうすれば、データもほどほどに使えて通話も安心、さらにルーターよりも安く使うことができちゃいます。
SIM併用のメリット
SIMを2つ以上契約する必要はあるの?と感じるかもしれませんが、メリットはいくつかあります。
SIMタイプのデータ通信は、スマホに入れるだけ。
スマホ自体がWiFiルーターの役割をしてくれます。
これでルーターなどの荷物の持ち運びがなくなるので、モノを持たないミニマリストにはぴったりですね。
SIMタイプのWiFiがあれば、外でのWiFi環境を気にする必要がありません。
大容量のデータプランを契約すれば、データ量を気にしなくて済みます。
「今月〇GBしかない・・・」という悩みから脱することができますね。
月末のちまちま使いが減って清々します。
データSIMの種類
データSIMは、主にスマホ会社が取り扱いをしています。
大まかに考えると、大手キャリア、格安SIMに分けられます。
おすすめデータSIM | GB | 税込価格 | 備考 |
大手キャリア | 音声対応SIM | ||
ドコモ| ahamo |
30GB | 2,970円 | 5分通話無料 |
au| povo |
0~20GB |
0~2,728円 |
5分通話無料なし 2.0は基本料無料 |
ソフトバンク| LINEMO |
3GB 20GB |
990円 2,728円 |
5分通話無料なし |
楽天モバイル| 最強プラン |
使い放題 | 1,078円 ~3,278円 |
アプリで通話無料 |
格安SIM | 音声対応SIM/データ専用SIM | ||
格安スマホmineo | 1GB | 1,298円 (データのみ880円) |
オプションで1.5Mbps使い放題 |
UQモバイル |
3GB | 1,628円 (1年後1,078円) |
auでんき契約で月額990円 |
※音声対応SIM=電話が使える通話SIM
また、大手家電量販店ビックカメラでも「BIG SIM」というデータ専用のSIMを取り扱っています。
このSIMを現在契約中の通話SIMと併用することで、足りないデータ通信を補うことができます。
大手キャリアのahamo/povo/LINEMOのプランは、通話付きでデータSIMとしても活用することができます。
データ通信は通話と同じように高品質なので、通信品質を重視したい人におすすめです。
オンライン限定でのプランですが、各キャリアもお手頃に使えるプランを提供していますね。
一方で格安SIMは、大手キャリアの回線を借りて通信するので、昼や夕方などのピーク時などにデータ通信が若干不安定です。
しかしその分プラン料金が低価格なので、費用を抑えたいときにおすすめです。
という方もいると思うので、気休めにこちらも参考にどうぞ↓
関連:格安スマホとは?良い点悪い点を分かりやすく解説【年間3万節約】
年間約3万円節約になったWIFIの使い方
わたしはデータSIM+通話SIMの二刀流を使ってから、年間約3万円も節約できました。
=月50GBで2,178円
=月100GBで3,168円
=月2GBと低速使い放題で1,265円
わたしはキャンペーンやクーポンを利用したので上記と同じ料金/プランは現在はありませんが、楽天モバイルは変わらず使いました。
データSIMを色々使ってみましたが、楽天モバイルは他のSIMと組み合わせて使うのが便利です。
他のミニマリストはどんなWifiを使っている?
「てぶらで生きる」の著者であるミニマリストしぶさんは、2019年時点ではBroad WiMAXを利用されています。
その後、楽天モバイルもモバイルWIFIとして契約されたみたいですね。
毎月のスマホ代2980円が1年間0円になる【楽天モバイル】を契約したぞー。モバイルWiFiも不要になりそう https://t.co/Zzc2ncqiJM pic.twitter.com/XP95rkRzJn
— ミニマリストしぶ (@minimalist_sibu) June 6, 2020
ミニマリストの多くは、データ通信無制限で使える楽天モバイルを活用しているのをよく見ます。
データ通信無制限で使えるため、モバイルWIFIを用意する必要もありませんし、テザリング機能でデータ通信の共有も可能です。
楽天アンリミットにしてから
WiMAX起動してないですこれは…
また一つ物を減らせる予感😍#ミニマリスト#楽天アンリミット— ミニマリストゆみにゃん@FIREまであと5年 (@yuminyan_mini) June 7, 2020
イオンモバイルから楽天モバイルに変えて2日目で感じたメリット。
・パケット節約のために、家限定でやってたことが、どこでも気兼ねなくできる。
・電話代を気にせずに電話を使える。
(業者からの折り返しとか)
・昼間の通信速度が段違いに早い。— デジタル系ミニマリスト モジ (@MOJIMINIMAL) January 23, 2021
スマホをこよなく活用する、デジタルミニマリストのあやじまさんも楽天モバイルを愛用しているようです。
格安スマホブランドのSIMや、ahamoなどのデータ容量が多いプランと組み合わせて使えることが便利で人気な理由ですね。
結論:ミニマリストおすすめのWiFiは通信費も削減できる
モノを持たないミニマリストにとって、データSIMのWiFiはおすすめです。
・外でWiFi環境を気にしなくなる
・データ量も気にしなくなる
・料金が安い
持ち物を減らしたい人はSIMタイプのWiFiが便利です。
カスタマイズしだいで通信費の節約になるのでとってもお得です。
関連:一人暮らしのインターネットは必要か【3つのポイント】格安WIFIあり