使わなくなって保管してあるおサイフケータイ付スマホを使ってみました。
この古いスマホはSIMカードが入っていないので、通信ができないオフラインの状態です。
このオフラインの状態で、おサイフの機能は使えるか試してみたところ、ID対応のお店で使うことができました。
今回の記事では、SIMなしでもおサイフケータイ・ID払いを使うまでの流れを書いていこうと思います。
やじーです。
少ないモノや予算で暮らすアイデアを発信しています。
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解約済みで使っていないスマホ
乗り換えなどで新しくスマホを使った後、前に使っていたスマホが手元に残ると思います。
そのスマホをそのまま押し入れにしまって使っていないかもしれませんが、活用する方法はいくつかあります。
使っていないスマホの活用方法のひとつで、「おサイフケータイ」として使う方法があります。
SIMカードなしでもおサイフが使える理由
じつはおサイフ対応のスマホは、SIMカードを入れていなくもおサイフ機能は使えます。
それは、おサイフケータイはもともとスマホについている機能からです。
それと同じように、電源さえ入っていてばオフライン(=ネットにつながっていない状態)でも使うことができます。
対応端末は、iPhoneは7以降のスマホ、androidは「おサイフケータイ付き」の端末です。
androidの端末は、「NFC対応」と似たような非接触型機能があります。
注意するのが、NFC対応=おサイフ対応でないことです。
NFC対応であっても、おサイフケータイには対応していない端末(HUAWEIなど)もあります。
SIMカードなしでおサイフケータイ・ID払いを使う方法
まず、SIMカードなしのおサイフ対応スマホを用意しましょう。
今回はアンドロイドで解説します。
オフラインでもおサイフの機能は使えますが、そもそも残高がないと使えません。
そして、残高照会やチャージはネットにつながないと確認できません。
(nanaco、楽天Edyはオフラインでも残高は表示されました)
残高の詳細やチャージをするためにも、一度WIFIに接続、またはテザリングでネットにつなぎましょう。
チャージするにはネットに接続
ネット環境につながり、おサイフケータイアプリを開くと残高が表示されました。
それぞれの支払い方法をタップすると各サイトにアクセスでき、「残高の詳細」「チャージ」「取引履歴」などを確認できます。
これでチャージ残高が残っていればその分使えます。
わたしはTマネーをチャージして残高が6,000円になりました。
支払うときはかざすだけ
チャージ残高を確認して、いざお店で支払いです。
今回はID対応のお店(ウエルシア)で買い物をしに行きます。
Tマネーの場合は支払い時に「ID払いで」と伝えて、レジのID読み取り機にかざします。
支払い直前はオフラインだったので残高は確認できなかったのですが、ウエルシアにて無事支払いができました!
他の電子マネーのnanacoやSuicaも、残高があればかざして使うことができます。
追記:SIMなしスマホで、Suica(電車利用)も使うことができました。
注意点
電子マネーの支払い方法にはいくつか種類があるので、ちょっとややこしくなります。
今回の「SIMカードなし、かつネットにもつながれていないスマホ」の場合、
たとえば、Tマネーはかざして使えますが、アプリでTポイントの表示することができませんでした。(ネットに接続していないため)
つまりオフライン状態だと、Tポイントをアプリで貯めることができない、Tポイント払いもできなくなります。
ちなみに物理カードを持っていればTポイントは貯められます。
SIMカードなしで使えるシーンは、おサイフケータイ、ID決済の使い方で使うということになります。
アプリを開いてポイントを貯めたりコード決済はできないので注意しましょう。
使っていないスマホを活用しよう
機種変更で前のスマホを使わずにしまっておくのはもったいないです。
また、解約済みのスマホでもSIMロック解除ができるので、ロックがかかっている方はこちらで試してみてください。
使っていないスマホがあれば、売却するか、2台持ちとして活用していきましょう。