水道水に入れるだけ!繰り返し使える備長炭でおいしい水を作る方法
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水道水をそのまま飲む我が家ですが、おいしいお水が飲みたいと思い、備長炭を使って水を浄水してみました。

備長炭には、塩素やカルキなどの不純物を吸着して水質を浄化する効果があります。

また、備長炭を入れた水道水は、天然ミネラルウォーターとして飲むこともできますよ

備長炭の効果

備長炭と聞くと、バーベキューで使う炭を連想しますが、じつは浄水用のものもあります。

約1200度の高温で焼いた硬い炭は、炭の浄化作用と炭のミネラルで飲料水や食材を美味しくする効果があり、炊飯や米びつにも使うことができるそうです。

今回は、「紀州備長炭」というウバメガシを原料にした非常に高品質な白炭を使って、水道水を浄水してみました。

浄水効果

備長炭には無数の小さな孔があり、これがフィルターの役割となって、水道水に含まれる塩素(カルキ)や有害物質を吸着します。

水道水の不純物が吸着されると、カルキ臭がなくなり、口当たりまろやかなお水になるのです。

ミネラル補給

備長炭には、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルがたくさん含まれています。

これらが水に溶けだすことで、水道水が弱アルカリ性のミネラルウォーターになります。

繰り返し使える

お水に入れた備長炭は、1週間ごとに洗って乾かして使用すると、3~6ヵ月使うことができます。

その後は、消臭剤や肥料としても活用でき、無駄なく使うことができてとってもエコです。

おいしいお水を作る方法

備長炭でおいしい水を作る方法は簡単です。

1.洗う

備長炭を流水で洗い、表面の汚れを落とします。

タワシを使ってもOK、洗剤はNG

 

2.煮沸

たっぷりの水を沸騰させ、5~10分ほど煮沸消毒します。

取り出すときはアク付着防止のため、沸騰している状態で行います。

中にあるかもしれない不純物を出すため

 

3.冷蔵庫で保管

粗熱が取れたら、水道水を入れたピッチャーなどに備長炭を入れ、6~12時間冷蔵庫で保管します。

お水500mlで1本を目安で入れる

 

お手入れ

週に一度は水洗い、二週間ほど経ったら、5分ほど煮沸消毒します。

お湯から取り出した備長炭は、風通しのよい日陰で乾燥させます。

3~6ヵ月が交換の目安で、繰り返し使うことができます

その後もインテリアや消臭剤としても活用することができますよ。

エシカルな生活を取り入れよう

備長炭で浄水できれば、浄水器やウォーターサーバーなしでも、毎日おいしいお水を飲むことができます。

家の水道水が簡単にミネラルウォーターになるので、ぜひ試してみてください。