つみたてNISAを始めたいけどやり方が分からない…
という方向けに、NISAの仕組みから投資する銘柄選択までを解説していきたいと思います。
じつはわたしは2017年から「一般NISA」をはじめていたので、2018年から始まった「つみたてNISA」には投資していませんでした。
ですが、つみたてNISAは初心者におすすめで、魅力な制度です。
一緒に学んでいきましょう。
つみたてNISAは非課税で投資できる
まずおさらいするが「つみたてNISAとはなんぞや」という話です。
簡単にまとめると以下。
・金融庁が認めた投資信託
・最大20年間非課税で積み立てできる制度
です。
順番に解説していきますね。
投資信託って?
まず投資信託とは、自分のお金をプロの投資会社に預けて運用してもらう金融商品です。
個人から寄せ集めたお金で株や債券に投資するので、低リスクではじめられる投資の種類のひとつになります。
◎多くの株に分散していれば損失幅は抑えられる
投資信託は、長期的に運用していると元本割れリスクが低くなります。
「投資において最も重要なことは、長期間続けること」と一生お金に困らない富のマインドセットにも書かれてあるように、不況のときも好況のときも買い続けることでリスクが分散されるんですね。
おまけ効果付き
投資には利息に利息がつく複利(ふくり)という効果があります。
損益とは別に、利息は雪だるま式で増えていくので資産も右肩上がりです。
投資するからには多少リスクもありますが、今はだれでも数千円~で買えるようになったし、ポイントでも投資できるような時代です。
超ビビりなわたしでも始められたし、ちょっとでも利益が出るとやっぱり嬉しくなりますね。
デメリットは?
投資信託のデメリットといえば、とにかく利益が出るまで時間がかかる、大幅な損失がない代わりに大幅な利益も出ないことです。
ですが、長期的かつ非課税運用なら、ほったらかし投資でも十分やる価値はあります。
つみたてNISAは投資信託を運用するので、まさに初心者が始めやすいですね。
活用したい非課税の枠
通常なら、投資で利益が出ると20%の税金が引かれます。
しかし、
つみたてNISAの枠なら利益が出ても非課税
です。(厳密には、つみたてNISAで非課税になるのは投資信託のみ。)
ただでさえ微々たる利益かもしれない投資信託なのに、20%も税金を引かれたら、せっかく出た利益も手元に残るのが極僅かになってしまいます。
そのためにも、つみたてNISAの非課税枠はフル活用していきたいところです。
年間40万まで購入できるので、毎月約33,000円分の投資信託を積み立てていくのがおすすめですね。
短期的に利益を上げたい、余裕資金がたっぷりある、という中~上級者向け。
投資信託を選ぶポイント
さて、そろそろ肝心の投資信託選びです。
選び方のポイントは以下。
2.インデックスファンド
3.総資産額が大きいもの
4.世界中に分散しているもの
ひとつひとつ解説すると長くなるので割愛しますが、この4つを満たせば初心者でも上級者並みの投資運用が見込めます。
買う銘柄はこれ
4つの条件を揃えつつ、王道オススメがこちら。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
どの投資本にも有名投資家さんも、この2つをおすすめしていますね。
手数料や総資産額を比較すると、SBI・V・S&P500インデックスファンドも人気です。
これさえ投資していれば後生安泰!という訳ではありませんが、投資銘柄を選ぶ基準のひとつとして知っておくと良いでしょう。
わたしも一つひとつのファンドの手数料、過去の運用成績などを比較して購入を決めました。
ちなみに、わたしが一般NISAで運用中なのはこちら。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
ニッセイ外国株式インデックスファンド
ニッセイTOPIXインデックスファンド
三井住友TAM日本株式インデックスe
三井住友TAM世界経済インデックスファンド
わたしのはモノ好きなので色んなファンドをつまみ買いしています。
5年目のNISA運用成績は平均+38%の損益で、右肩上がりでした。
※2024年から新NISAがはじまりました。はじめて投資をする方は新NISAのほうをおすすめします。
つみたてNISAの買い方
買い方は簡単です。
証券口座の「つみたてNISA」→ファンド(銘柄)を検索→毎月の積立額を入力・設定
で、買い付けができます。
参考
SBI証券 つみたてNISA口座積立設定方法について
楽天証券 つみたてNISAガイド
証券会社はSBIも楽天もどちらもオススメで、わたしは両方持っています。
大きく差異はないので、どちらかの口座を持っていれば失敗しません。
私的見解としては、
で、どちらも当てはまらないならSBIで始めてみることをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうこざいました。
参考になれば嬉しいです!
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