
✔忙しくてやることが多くて時間がない
✔いつもだらだらと過ごしてしまう
✔時間にメリハリをつけれない
そんな方に必見の『時間を有効に活用するワザ』があります。
なお、今回は世界的ベストセラーになった時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」をもとに書いていきます。
これほどストイックに時間を管理している人がいるのだろうか、と驚かされた一冊です。
そして、この本の著者であるジェイク・ナップさんとジョン・ゼラツキーさんはGoogleとYouTubeの元社員で、時間術について長年研究してきたこの道のプロです。
ぜひ参考にしてみてください!
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時間が足りないと感じる原因
時間が足りないと感じる原因。
それは人の習性からありました。
狩猟採集民族の時代、人は生き残るために物事に敏感になり、「些細なことも重要と感じてしまう」という習性が生まれました。
そのため現代でもその習性として、スマホの通知やニュースなど、自分に関係ない情報が気になってしまいます。
そうして時間が足りないように感じてしまうのです。
「時間術大全」の要約
この本に書かれてある時間ワザは、おもに4つの構成でできています。
この4ステップで主体的に、時間を生み出すことができます。
ハイライト
一日の始まりに計画を立てるハイライトの作業は、優先事項を決めることです。
「今日は何のために時間を作るのか」を緊急順に絞り、やるべきことを明確にしていきます。
作り方は、
「やるかもしれない」ことを書き出す、
そのリストの中から「最も大事なこと」を絞り出し、
またそれが「いつまでにできるか」を書いていきます。
ポイントはやるべきことをなるべく小さく噛み砕き、分刻みで計画を立てた方が取り組みやすくなります。
これを毎朝書いていきます。
私も実践してみて、やるべきことを視覚化することで頭も整理されました。
すぐ書きだせるように、メモとペンを枕元に置いといても良いかもしれません。
誘惑を遮断
次のレーザー作業で、気を散らすものはとことん遮断します。
具体的には、
・テレビは見ない(見える場所に置かない、コンセントを抜く)
・メールは1日の終わりのみ
・SNSのアカウントはログアウトする
・ニュースは週1
など、無駄な時間を消費しないための環境作りを徹底します。
これで意思能力に関係なく、時間を作ることができるのです。
休息を入れる
集中してハイライトをこなすには、チャージ(休息)も必要です。
歩き回ったり、軽い運動をはさむことで、エネルギーアップして効率を上げることができます。
私は毎日30分~1時間ほどウォーキングをしています。
・・・これが休息になっています。
お気に入りの服と靴で出かけるので、とても気分良く運動ができるからです。
また、思考が整理されて、思いつかなかったアイディアが浮かんだりします。
また糖分を少し摂ったり、コーヒーを一杯飲んだりなど、ハイライトをエネルギーアップさせるための休息をするとよいです。
「時間術大全」の感想【実践できたこと】
めまぐるしい日々をこなす現代人にとって、時間を有効につかっていくことは重要です。
私はこの本を読んで、すぐに始めることができたものをピックアップしていきます。
寝る前にスマホを見ない
寝る2時間前は、スマホやパソコンの画面を見ると睡眠の質が落ちると言われています。
私も何度か心がけましたが、なかなかスマホを手放せなく、寝る寸前まで見てしまっていました。
しかし工夫をすれば、無意識に寝る前にスマホを見ないことができます。
私が現在も続けられている方法は、『ベットから離れた場所でスマホを充電する』ことです。
とても簡単な方法なので超おすすめです。
充電コードが遠ければ、すぐにスマホを触ってしまうことを防止できます。
さらに便利なのが、アラームをスマホで設定している場合で、布団から出て歩かなければストップできないようにすれば、二度寝防止にもなります。
または、寝室は『寝る部屋』としてスマホを持ち込まないのもアリだと思います。
このように物理的に距離を置くことを意識するだけで今日から改善できます。
スマホのアプリを一掃
スマホは見るたびに、通知やメールをチェックしがちです。
なので、アプリをすべて消していきましょう。
というとハードルが高いので、まずは不要なアプリをどんどん消していきましょう。
そしてホーム画面をきれいさっぱりアプリが無い状態にすることをおすすめします。
スマホを見た時に、背景が海や山などの自然な画像だと目も安らぎますし、アプリを開くという動作にワンクッション入れることができます。
まとめ:大半はスマホ時間を削ればよい
スマホを手放した時間こそ、有効な時間を生み出すことができるなと思いました。
わたしはこの本を読んで、スマホを使う時間を平均で1日2時間ほど減らすことができました。
やるべきことを優先させるためには当たり前なような気もしますが、それを再確認できた本です。
時間術を身に付けて、自分の時間を取り戻していきましょう。