
お金が貯まらない人の特徴に
・予算内のやりくりをしていない
・浪費ぐせがある
などが考えられます。
私は生活費5万円で小さく暮らし、年間で50万貯金してきました。
しかし私よりも年間貯蓄額の多い方はたくさんいます。
今回は『FIRE 最強の早期リタイア術』という書籍を参考に、シンプルな貯蓄方法を紹介します。
【お金が貯まらない人向け】セミリタイアから学ぶ、シンプルな貯蓄方法
シンプルな貯蓄方法
シンプルな貯蓄方法は、「貯蓄額」ではなく「貯蓄率」をみることです。
貯蓄額というと、
・毎月10万円貯金
といった、毎月一定額を貯金することを目標に設定します。
しかし「貯蓄率」は
・毎月の収入の10%を貯蓄
といった、毎月の収入の割合で考えて貯金します。
貯蓄率のメリット
貯蓄額のメリットは、月の収入に変動しても安定して貯金できることです。
たとえば、貯蓄率を収入の20%だとします。
7月:ボーナスあり 40万・・・貯金8万
8月:残業あり 20万・・・貯金4万
となります。
貯金額は毎回変動してしまいます。
しかし、少ない金額でも確実に貯金に回せています。
これだと
「今月は給料が少ないから4万も貯金できない」という心配もありません。
収入の割合で貯金を捻出しているので、まとまった額でとらえる必要はないんです。
これが貯金額の魅力です。
FIREした人の貯蓄率は80%
FIRE=「経済的自由を手にした早期リタイア」
つまり、セミリタイアを実現した人を指します。
セミリタイアで有名な三菱サラリーマンさんは、貯蓄率がなんと約80%、
芸人の厚切りジェイソンは貯蓄率90%だと聞きました。
ここまでぶっ飛んでいると現実的にマネするには難しいですね。
しかし、考え方はマネすることができます。
わたしも収入を増やして、支出をより見直していきたいと感じました。
現時点で貯金が無くても、貯蓄率を上げていけば誰でも貯金できます。
生活水準は人によって違う
貯蓄率を気にすれば、年収が少なかろうと関係ありません。
生活水準は人それぞれです。
環境・年齢・地域などによって異なります。
ですので他人の貯金額と比べる必要はありません。
「年間100万円貯金しました」
「1か月で〇十万も貯金」
というのを見て、人によっては焦ったり、貯金を諦めてしまう人がいるかもしれません。
わたしも年収は低いほうです。
しかし、一切人と比べる必要はありません。
自分とまるっきる同じ生活をしている人なんていないからです。
またお金の使い方や価値観も違います。
貯蓄額を意識することは、誰にでも共通してできるシンプルな貯金方法なのです。
【今日からできる】セミリタイアから学ぶ、シンプルな貯蓄方法
貯蓄口座を開設
貯蓄用の口座を開設すると貯めやすくなります。
給料振り込み口座(きゅうふり)と別の銀行がおすすめです。
おすすめは、楽天銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行などです。
貯蓄率を決める
自分の収入の範囲で、貯蓄率を決めると良いです。
最初は10%くらいでいいと思います。
月収20万だったら、2万ですね。
理想は20~30%。慣れてきたらでいいと思います。
最速貯金方法
最速で貯金額を増やすには、収入を限りなく増やし、支出を限りなく減らすことです。
FIREを実現してきた人の共通点は、超高収入で超ドケチ。
さすがに今すぐ高収入を実現するのは難しいですよね。
いきなりドケチ生活を始めるのもきついと思います。
なので自分のできそうなことから始めてみると良いです。
fa-check-circle副業を始めてみる
fa-check-circle年収UPを期待できる会社に転職する
fa-check-circle起業する
わたしも副業をやってみたり、転職活動したりしてみました。
自分に合った方法はやってみないと分かりません。
できないことより、できることにフォーカスした方が効率的です。
最適解は、収入を限りなく増やし、支出を限りなく減らすこと。
こうすれば、貯蓄率を増やさなくても、一気に貯金額を増やすことができます。
セミリタイアから学ぶ、シンプルな貯蓄方法は誰でも実践可能
シンプルな貯金方法は「貯蓄額」ではなく「貯蓄率」をみること。
☑支出を減らす
=支出の最適化をして、収入を増やす
☑貯蓄用の口座を開設する
☑貯蓄率を決める
金額にとらわれないので誰でも実践できますね。
参考図書:
『FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド』
『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』
『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』